今日は、車の出し入れに、何かと不便なブロックを解体して、コンクリート打設しました。
良くある、隣地とのブロック積みですが、意外と車の出し入れに、邪魔になってしまって、ご自分で壊そうと叩いて見たモノの、なかなかうまく取れない、などの、相談がよくあります。
ブロックには、倒壊防止の為に、鉄筋がブロックの中に入れてあり、強度をつけてあるのです。
鉄筋は、縦と横にも入っているので、ハンマーでたたいても、ブロックが取れません。
また、それで取れてしまっては、倒壊の恐れがあるので、それはそれで、心配ですが、駐車場に車を入れる時に、ブロックが少しなければ、すんなり入るのに、と、思っている人は、多いのでしょう。
この、ブロックの構造を知らないで、叩いて壊すと、キレイに取れないばかりか、ブロック全体がバラバラになってしまう、可能性があります。
なので、ご自分でやる場合には、必要な道具をそろえてから、取り掛かりましょう。
サンダーとハツリ機が、あれば問題ないですが、無ければ、止めて置いた方が良いと思います。
まずは、サンダーで、取り外すブロックの縁を切り、その後にハツリ機やハンマーで壊して行くのですが、縦の鉄筋が入っている、ブロックとブロックの継ぎ目を壊せば、ブロックはとれるので、ハツリ機で粉々にするより、大きな塊で取れるので、後が楽になります。
そして、壊した後は、コンクリートで埋めていくのですが、サンダーを入れた、縦の小口をハイモルタルで、塗って仕上げれば完成です。
この小口を塗らないと、後でズボンに引っ掛けたり、肌が触れたら、痛いので塗って置いた方が、見た目もキレイだし、危険が無くなります。
と言いう感じで、駐車場の出し入れが、スムーズになったブロックの解体現場でした。
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