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樹木診断は、向う三件両隣。

2021.12.4  ブログ
iida

今日は、午前中は、新規の剪定に行って、午後からパーゴラの仕上げをしました。

剪定は、アドバイスをさせて頂いている、住宅地の初期剪定をしたのですが、海沿いの住宅地なので、塩に強い庭木が植えてあります。

日照によって、庭木の成長に若干支障があるのですが、どのお宅もニオイシュロランが元気がないのが、少し気になりました。

今回の冬の剪定の、希望者は10件ありましたが、みなさんの悩みの中に、このニオイシュロランのお悩みが、多くあります。

元々は、強い特殊樹木なので、枯れる事の少ない植物になるので、少し気になっていたのですが、数件作業させて頂いて、思ったのですが、小金虫などの幼虫が、根をかじっているのかも、しれません。

夏になると、カナブンが良く気に付いているとの、報告があり、今回は、枯れ葉を取って、土壌をメインに消毒をして行きました。

後は、生垣に良く使う、フイリマサキも、元気がなく思えたのです。

萌芽力が強い気なので、目隠しや生垣に適した、庭木になります。

この木は、葉がおいしいのか、虫がつきやすい庭木になるので、昆虫や毛虫に良くやられます。

また、この地域のシンボルツリーに植えられている、シマトネリコも、カナブンなどが、樹肌を食べに集まる庭木に、なるので、この辺の、昆虫が土壌に卵を落とし、幼虫が庭木の根から、養分を取っている、連鎖的な、症状が数年続いているような気がしました。

その事を、レポートさせて頂き、回覧板に乗せて行こうと、考えています。

そんな事を、考えながら、次のパーゴラの現場に行って、モッコウバラを誘因しながら、お施主様の反応を伺いながら、話をしました。

とても、気に入って頂き、会話は、来年か2年後また、サクラの剪定を頼まれて、現場を後にしました。

月曜日には、また新規の初期剪定を、作業しに、アドバザーになっている、住宅地にお邪魔します。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。