ご相談・お問い合わせ

庭木は、種類だけでなく、個性があります。

2021.11.25  ブログ
iida

今日は、昨日の現場で、玄関横の樹木を剪定して、溜まった落ち葉を拾いながら、蔓延るアイビーを抜きました。

サクラは、落葉樹なので、落ち葉が庭に積もってしまいます。

そして、落ちたての葉からは、少し甘い匂いがして、雰囲気は楽しむのには、良いですが、溜まった落ち葉は、いずれ土になって、積もって行くので、庭木には、悪い影響を与えてしまうのです。

積もって土になると、庭土の嵩が高くなってしまって、庭木の根が新しく地表に貼りだすので、下の根が養分をすわなくなり、いずれ腐ってしまいます。

この、根の切り替えが、上手く行かないと、庭木は枯れてしまうのです。

枯れないにしても、影響はあるので、お金は溜めても、落ち葉は溜めないようにして下さい。

これをやれば、庭木は元気になる、的な事は、大半が間違っているので、あまりあてにしては、いけないのもあり、庭木の管理は、奥が深いのです。

庭木には、固有の個性が必ずあるので、芽が出た環境から、調べて行かないと、分からないんはずです。

樹木の種類はあるけど、そこにもはっきりと個性があり、水を嫌う樹木が、湿気の多いところで、芽を出して行くと、その環境に合わせて個体が生まれたとされるので、図鑑と違う、立ち姿と葉の色で、個性を出します。

それは、もう、全く違うモノなのかもしれません。

人間の考えを超えて行くのが、生きる力なので、もしかしら、あなたの庭に立っている庭木は、この時代の気候と土壌で、全く新しい、キンモクセイだったりするのです。

どんなに、整った土壌でも、枯れてしまう木もあり、劣悪な環境でも、立派な花をつける木もあります。

育ってきた環境で、違ってくるのです。

例えば、肥料や日照や水やりやら、整った環境で育つと、あなたの庭に来た時には、それらが施されないと、生きて行けない樹木になってしまうのです。

この辺は、人の成長と同じですね、依存させない、強く元気な庭木にして、自分自身も明るく元気な、笑顔を振りまいて、生きるようになりたいモノですね。

明日は、剪定ゴミを捨てに行くのと、庭木を見に行きたいと思います。

来週には、この現場に戻って、モッコウバラのパーゴラを作成します。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。