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庭木の寿命

2021.8.24  ブログ
iida

今日は、ヤマモモの伐採と定期管理で庭木を剪定しました。

長年その家を守って来た、ヤマモモですが、管理が出来ないのと、実や枯れ葉が、ご近所のめいわくになるので、伐採します。

こんもりと、元気そうですが、枝に節のような、ダンゴがあり、幹を切ると年輪の真ん中が、黒く腐食していたので、元気があるのは、数年だと思われます。

依頼を受けたときに、キレイに剪定することを、進めましたが、枝を見て伐採することにしました。

とにかく管理がしやすいように、庭木も出来るだけ低く剪定して、今回の剪定は、完了です。

庭木は、その家と通りを眺めています。

今まで、そのヤマモモは、ただ黙って天に届かんと、枝を伸ばし、暑い日には、日陰を作り、冬には寒く乾燥した空気から、環境を整え、その家を守ってきました。

ただ、行き場のない、その庭木は、自らを知って、役目を終えました。

決して、可愛そうとか、もったいないとかではなく、そう、役目を終えたのだと、考えると、その切り株は、立派な記念碑のようなモノにも見えてきます。

庭木の寿命は、役目を終えたときに、自らを、知って散って行くように、思えました。