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大事な法則は、目に飛び込む安心感です。

2021.8.10  ブログ
iida

今日は、乱貼りを貼りました。

乱貼りの説明は、ブログに書いているので、ここでは、その法則について説明していきます。

古くは、日本では、鉄平石を使い、壁などの装飾から始まり、アプローチに使うようになり、ヨーロッパでは、石畳の延長線上にあるのだと思います。

そして、様々な素材があり、色と組み合わせると、その石のバリエーションは、無数にあり、基本は違う素材を使う事が、まず無いので、色の組み合わせに、配色を含めて、乱貼りを単調にしないアクセントをつける事が出来ます。

乱貼りは、禁止事項がありますが、四ツ目字、芋ツルなどがありますが、それらに囚われ過ぎると、大体が面白くない、規則性の連続になってしまいます。(ホームセンターに良くある、一枚のタイルみたいなモノの連続した、敷きモノです。)

イイダが、意識しているのが、バランスで、大きな石を入れたら、次は中くらいの石を貼る、形も、三角、四角、長方形などの、似た石があり、それらを、7対5対3の法則を頭に入れて、大、中、小や、四角、三角、長方形を見栄えよく配置して、そこに、色が加ると、また一つの法則性が、目に自然と映る、安心感が増してくるのです。

もちろん、禁止事項の四ツ目字や芋ツルは、避けて貼って行きますが、目に飛び込む安心感が一番大事だと、考えているので、頭に描く感覚がバラバラにして、バランスを取るのでは無く、7対5対3のバランス感覚なのです。

実は、これがお庭作りの極意なので、この感覚がすべてと言ってよいでしょう。

日本の美の法則は、そこにあるのです。

富士山の写真の、その、アングルも美しいとされているモノ、すべてと言っていいほど7対5対3の法則で、浮世絵などにも、用いられていたと、言われています。

乱貼りを貼る時には、いつもそこに、意識が行くので、先人たちの美の法則は、今もなお、生かされているのです。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。