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ゆっくりと筆を置く

2021.7.29  ブログ
iida

今日は、伐採抜根した、紅カナメモチをトラックに積み込み、処分市に行きました。

午前中に、積み込んで、荷台でチェーンソーを振り回して、千葉のおゆみ野にある、処分場で処分します。

高速道路は、混んでいて、時間が掛かってしまいましたが、無事に処分し、帰りの道のりも、混雑していたので、明日の材料を集める事にしました。

毎日暑いですが、世の中は動き出しているようなので、寂しい高速よりは、少し渋滞している方が、なぜか、安心してしまう、最近のご時世ですね。

イイダも、後10年ぐらいで、何でも一人で作業出来るのは、きつくなると思うと、今を大事にして、いまできる事を、楽しく作業して行きたいと思ってしまいました。

何か、少し寂しいですけど、しっかり誰かにバトンを渡さないと、いけませんね(笑)

今回のお庭は、最後のお庭づくりです。

今まで、支えてくれた、紅カナメモチに感謝して、快適なガーデンライフを作って行きます。

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お施主様は、お花が大好きな方で、生け花の師範でもあるのです。

鉢物は、こまめな水やりが、大事になり、朝と夕は、必ずやらなければ、ならないのです。

こんな面倒な事は、誰もやらないでしょう、と言った、笑顔が、素敵な方で、いろんなお話をすると、そろそろ筆を置いていかないと、いけませんね、と、玄関わきの鉢の花をつまみながら、お話しをしてくれました。

朝日に向かい玄関を、飛び出していた、何もかもが、若かった家とお庭とそこに住む家族が、今はゆっくりと夕日を眺めて、変わりゆく季節を、楽しめる時間があります。

ゆっくりと、自分の時間を進めていける、そんなお庭をつくって行きます。

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