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滲む帰りの街並み

2021.7.18  ブログ
iida

今日は、お庭のづくりの最終日です。

花壇のベンチに、琉球石を貼って、人工芝を接着して、仕切りのレンガを積んで、このお庭が完成しました。

最初は、飛び石が玄関まで、伸びているいて、庭木がちょこんと植えてあって、広いお庭には、土と頭を出した石ころが見え隠れしていました。

雨が降ると、庭一面に水が溜まってしまって、家から出るのにも、困ってしまう、そんな依頼を受けて、打ち合わせを繰り返してると、ご実家が、大通りを挟んだ、向かいの家で、お互い驚きながら、笑って商談が進めさせていただき、このお庭が出来たのです。

埼玉から、浦安に引っ越して来て、この家を購入したそうで、その殺風景なお庭は、その時に、前に住んでいた人の、残したものだと思います。

今こうして、新しいお庭が完成し、そのスタートに出会えて、お庭と言いう家の外にある、外に出る時と帰ってくるときに見る、景色に付加価値ををつけ、子育てや、仲間や、いろんな出来事と、ともに月日を重ねていくと思うと、この素敵な家族に、想い出の片隅に、イイダのが作ったお庭がある事に、感極まる感じです。

最終日には、小さな現場監督たちに、お手紙を頂き、帰りのトラックからの視界は、街が滲んでいました。

お庭をつくる事は、はっきり顔が見れて、お互いの気持ちが同じ方向を見ていないとできません。

ましては、アプローチを作る事や、人工芝を貼る事や、花壇を作る事だけではなく、人と人が繋がって、想い出を刻むことのような気がします。

そう、時間は有限ですが、そんな時間なら、いつまでも、刻んでいたい気持ちさえします。

これからも、こんなお庭をつくって行けたら、この業界は、イヤ、イイダは、イイダだけは、そこを目指さなければ、いけない気持ちにさせてくれました。

本当にありがとうございました。

涙に滲む大通りから、向かいの家に軽く会釈で、明日の現場に向かいます。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。