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全ては、前例のない出来事だから

2021.6.18  ブログ
iida

今日は、乱貼りを貼りました。

現場を開けてしまったので、あまり進んではいないですが、だんだん出来てきたので、全体の雰囲気が出来てきました。

雨や身内の不幸で、現場を離れてしまったのですが、ここから急いで作って行きたいと思います。

そんな中でも、笑顔で迎えてくれる、この家族の為に、精一杯、不幸続きで、落ち込んだ、気持ちを持ち直して、しっかりと前を向いて、施工していきます。

以前に、このブログにも書いた、従妹の信ちゃんが、亡くなって、葬儀と言うか、火葬場で身内だけのささやかな、お別れ会でした。

何か、変な感じで、募る話も無く、焼いて拾って、解散する、寂しいお別れでしたが、その後は、イイダが一人で、二人で行った、伊豆の海まで、散骨させて頂きました。

小さい頃は、よく後ろを歩いていた、大きくて長い脚でスイスイ前を歩いては、道の先で立ち止まり、元気になるように、茶化しては、鼓舞してくれてました。

あの頃は、すべてがキラキラしていて、明るい未来に、何の疑いもなかったのです。

そう、テレビに映る、歌や踊りが、永遠に続くモノだと思ってました。

ほんの数十年前に、見ていた景色が、いつも間にか、セピア色になって、色あせてしまうのを、誰も止められないで、どんどん忘れてしまう。

イイダは、焼く前の信ちゃんを見て、なんて言われたのか、または言って欲しいのか、考えてしまったが、痩せてこけた頬を、触って上げられず、声を殺して、ありがとうと、言ってみたけど、大人になってからは、接点が無く、こんなに近くにいるのに、家のおやじが連れてきたのに、連絡を取り合うことなく、今こうして見ている。

やっぱり、不思議な感覚です。

血のつながった、身内が、みんな近くに暮らしているのに、なぜ、声を掛け合わないのか、この世は、イヤ、この日本は、どこかきっと、おかしくなってきているような気がします。

そうだよね、家族と、身内がいるのに、つらい時に、相談できない、そんな世の中は、やっぱり、どっか病んでいるのかもしれません。

僕らが、生まれたころから、今まで見てきたことが、全部前例のない出来事だったから、皆、体当たりで、必死にかっこつけて、世の中と寄り添っていたのかもしれません。

これから先は、世の中の流れも、変わってくると思いますが、イイダは、手の届く、今を大切に、目の前の人を幸せにして行きたいと思いました。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。