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歴史を作ろう

2021.4.7  ブログ
iida

今日は、石の乱貼りを貼りました。

今日からしばらく乱貼りを貼っていくので、乱貼りの歴史を書いていきます。

日本では、瓦材として使われていたようで、電気が普及したころは、電線などを埋設するときの、箱の蓋に使われていたこともあったみたいです。

今でも古い団地やなどを解体すると、箱型の電線を入れておく、陶器が出てきますが、今ではCD菅と言って、塩ビの菅に入れて埋設します。

その箱の蓋に使われていたのが、鉄平石で、以後洋館などの壁の装飾や飛び石や乱貼りと現代まで使われています。

需要は多く今では、床材として様々な世界の石が使われています。

洋風にも、和風にも使われていて、はっきりした違いはなく、色や趣によって変わってくるという感じですかね、乱貼りに限らず、石を床材に使えば、その天然の感じと風合いにお庭全体が、グットしまってきます。

僕はいつも思うのですが、大昔に地球ができたての頃に、噴火して出来た石を、整理整頓して、風よけや、建造物まで、持ってきて並べて、文明が発達してきたと思うのです。

ようは、人は皆誰でも、その辺の記憶がDNAレベルで、持っていて、大地に柵を立て、自分の敷地を確保して、お庭から先に考え、家を建てたのだと思うのです。

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僕の修行した時の、社長が言ってましたが、家を建てる時には、一番最初に庭師が入って、相談して大工や職人を手配したようです。

現代は、いろんなモノをパターン化で、言い方を変えれば、リーズナブルにお得なモノが多いです。

選ぶことの、思考を省いた、リーズナブルさに、誰もが、当たり前のように、生活していますが、一昔前は、何が良いモノで、長持ちして、使い勝手がいいかを考えていました。

空間造り

テレビが普及して、考える事を、奪われてしまったのかもしれませんね。

お庭は、歴史から見ても、文明の始まり告げる、人として生きてる旗を立てるようなものだと思うのです。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。