今日は、対の花壇がついに完成しました。
少し時間が掛かってしまいましたが、良い感じになり、とても満足です。
このお庭は位置出しに、黄金比を使ったので、再現が可能なお庭です。
いつもは753の法則を、使っていますが、ポイントと質と量を決めるのに、用いるので、アール線を出すのに、基準が欲しくて出してみました。
作って行く過程で、いつもの感覚と違うので、戸惑いましたが、黄金比を信じてレンガを積み、出来上がりを確認して、自分の感覚で描くアールより確かな線になったと思います。
少しアレンジしてありますが、二つの点からのアールは、今後、楕円形のサークルを作ったり、お庭づくりに大切な点と線になる筈です。
大体の業者が、お庭づくりを、四角に囚われて庭木を隅に置いたり、目線の視覚から遠くに配置していますが、空間を作るとは、何もないその場所に、あたかも何かあるかのような作りが、空間を演出するという事だと思っています。
その何にもない空間は、眺めて無の余りの余白のようなモノ、建造物を引き立たす、無の余白で、人が立っていたり、座っていたり、と、様々な景観になるモノです。
簡単に言えば、お庭を作る事は、作らないで、想像させる場所に価値が見えてくれば、成功したと言えるのかもしれません。
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