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お庭の魅力

2021.10.5  ブログ
iida

今日は、袖垣を作りました。

完成しました。

前任者に、恥じないように、作業をしていたのですが、訪れる人が多いく、作業中は、ずっと目られていたので、少し緊張しましたが、足元に散乱してしまう、道具たちも、人の目があるため、きちんと整理していき(笑)、作業が捗りました。

ギャラリーが多いと、燃えるタイプなので、街であったら、声かけて下さいね。

袖垣は、いろいろありますが、竹を曲げて黒穂を使った、この手の垣根は、最近めったに見なくなったので、施工に戸惑いがありましたが、施工して行く内に、感覚を思い出して、手際良く出来たと思います。

曲げる竹は、火であぶって曲げる方法もありますが、今回は、切り込みを入れて曲げて行き、銅線やシュロ縄で、結束して固定しました。

曲げた竹に、黒穂の穂掛けをして、曲線を出して行きます。

袖垣

元々、竹は真っ直ぐに育つ植物で、ことわざにもあるように、曲がらない性格を示すぐらいのモノです。

その、真っ直ぐなイメージに、曲線でアクセントをつけて、目に飛び込んでくる、存在感を出して、目線をそこに止める意味を持つのが、袖垣です。

玄関からのアプローチとの、境に袖垣を作って、区別する意味もあり、視覚効果で、その先の展開を期待させる、お庭のオプションです。

現在では、ブロックなどで、モールなどを作って、袖垣の役割をします。

施工前

いつも言うのですが、お庭に関して、なぜそこに、アプローチがあって、門があって、垣根があるのか、それぞれに理由があり、それを知らないで、施工すると、お庭の醍醐味が、半減してしまうのです。

確かな意味と理由は、お庭の世界では、無限の可能性があり、その先の未来に、きっと何倍にもなって幸せが訪れるのが、お庭の魅力なのです。

施工後

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