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施工は、職人の人柄が出る

2021.6.11  ブログ
iida

今日は、乱貼りを貼りました。

乱貼りの歴史を調べていたら、〇〇知恵袋に乱貼りの有無を問う、質問があって、画像を見る限り、そんなに、悪くはないのですが、石の大きさが、細かい処があって、それを、指摘していたのですが、質問者に対しての、答えが、とても横柄に「素人がわかりもしないで」とベストアンサーでした。

イイダが思うに、乱貼りは、禁じ手がありますが、(四ツ目字、芋目地など)それらを踏まえていれば、何をしてもいいと思うのですが、もちろんキレイでなければいけないですけど、自然の石は、より自然ぽく並べてあげるのが、キレイに見えるコツです。

では、自然ぽくとは、石の座りと、ガッツリ組むことで、強度が増し崩れにくい、組み方を、自然ぽくやるのだから、考えなくてはならないのです。

そもそも、なぜ禁じ手がいけないのか、分かる人は少ないと、思いますが、四ツ目字や芋目地は、弱いのです。

四ツ目字の十字の部分を踏むと、崩れそうですよね、芋目地も同じです。

ただ、この禁じ手は、レンガやブロックなどには、通用しないのです。

元々四角いモノは、四ツ目字だらけだし、芋目地は通りまくりです。(笑)

見た目の安心感なので、乱貼りは見た目が大事です。

もちろん強度や勾配も、大事ですけど、見た目なので、○○知恵袋の記事は、投稿者が、素人だろうと、違和感を感じた、その感覚が、とても大事なので、間違いではないのです。

乱形石も、様々で、三角もあれば、四角もあって、大きいの小さいのと、因数分解していくと、チーム分けが出来ます。

ここで、キレイに見えるコツは、7対5対3の感じを出して行く事です。

例えば、大きな石を貼ったら、次は違うモノにして、三角が続かないように、と見た目のバランスが、大事なので、生け花などに要居られる、7対5対3を感覚で感じながら、確認しながら、見た目を気にして行きます。

石を加工するときに、サンダーを使うのは、よくないとさせていますが、そんなのは、問題ないのです。

だって、キレイに、加工するのに、良いコヤスケを研ぐのだから、スパッと切りたいわけだから、サンダーでいいと思います。

が、コヤスケを使って加工して、乱貼りを貼って、行きます。

二つ使えて、意見が言えるので、少し使ってみます。

乱貼りは、加工しだいでは、禁じ手も、良く見えるモノで、前に本で、見たことがあります。

道具のサンダーやコヤスケで、乱貼りの有無は決まらない、その人の人柄が施工に出るので、そこだけを、大事にして行けば、その道は、大河に流れるはずです。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。