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庭は音楽なのです

2021.6.7  ブログ
iida

今日は、レンガサークルの続きを積みました。

午前中は、雨さえ降っていたような、天気でしたが、午後からは、日差しが痛いくらいの天気になって、今年もこの季節が来たのか、と言う感じで、作業しました。

このレンガサークルは、ベンチにも、なるようにします。

サークルの積み上げは、高さのレベルを取るところが、無いので、合わせるのが難しいですが、長い定規や、抜き板などで、確認して行きます。

直線や同じ方向にアールで積む場合には、水糸で、高さを出して積んでいくのですが、サークルの場合は、この水糸が張れないので、手間が増えてしまうのです。

ただ、レンガは直線のように真っ直ぐ積むより、アールや曲線を描いた方が、レンガ自体の味が出て、素敵な感じになると思います。

なぜなら、レンガは元々が、キッチリしたモノでなく、大きさや形が微妙に違うモノだからです。

ブロックは、形や大きさが、全部一緒でなければ、いけない商品なので、キッチリと直線を出して、モノなのです。

もし、外構と造園の違いは、何、と聞かれたら、イイダは、線と曲線の違いと言います。

昔の本には、外構が額縁で、家が絵で、造園は音楽だと、書いてあります。

良い絵画には、額縁が必要で、裸で飾れば、価値させ落ち、それらを鑑賞するには、音楽があると、グット雰囲気が出るモノです。

今あなたが、窓の外をのぞくと、自然とゆったりしたり、ほんわかしたりするのは、その景色が、奏でるリズムがあるからです。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。