今日は、石の乱貼りを貼りと、ロックガーデンを作りました。
戸隠し石の積み上げ、角に花台を設けて、花壇の中にゴロゴロと石を転がし、雰囲気を作って行きます。
ロックガーデンは石を無造作に、転がして、その間から、花や草などを植えて行くだけなので、簡単なのですが、作る人のセンスが試されることもあります、シックリくるまで、何回も位置を直しながら、上からみたり、遠くから見つめたり、と芸術家になったつもりで、見直していくのが、ポイントです。
実は、モノ作り全般に言えるのですが、思い込みが大事です、いい空間にして行こうとする、思い込みです。
お庭はアートでは、無いにしても、美しく見せるためには、自分が芸術家になった気分で、お施主様をよろこばすため、今出来るすべてを、尽くしていけば、評価されて、他には無い、唯一無二の作品が出来ます。
どこかで、勘違いかもしれませんけど、僕はお庭はアートの片隅にあると、信じています、もちろん、造園とアートの違いはあります。
例えば、お庭は、予算が決まっていて、作る前に金額が決まっています、アートは、作ってから金額が決まるので、お互いの覚悟の仕方が違ってくるのです、お庭は、一人の為、アートはみんなの為、と言うように、視野が少し違いますが、お庭をアートにして行くには、そこに住む人とご近所さんや、街並みを、意識して行けば、それは立派なアートになると思います。
そして、ご近所さんや、お知り合いが、訪れるようにして行けば、この業界から、またすごい人が生まれてくると、思います、飯田十基のような有名人がいたように、その道のプロを目指さないで、何が造園家だと、怒られそうなので、僕は、今、出来るすべてで、お施主様から、街並みを変えて行きたいと言う、途方もない、夢を見ています。
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